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レアキットばかりのガンプラのブランド【RE/100】とは?

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(2022年06月13日更新)

お越しいただきありがとうございます。

「おきちゃんのガンプラ堂」です。

今年2022年の2月にプレミアムバンダイ限定でRE「ガンダムリンドヴルム」が発売され、すぐ完売となりました。

そのことが記憶に新しい人は多いのではないでしょうか?

でも、REシリーズが2019年の発売を最後に一般発売されていないのは知っていますか?

また多くのREシリーズのガンプラが再販されていないため、REシリーズ自体がレアブランドと化しています。

そのREシリーズを今回特集してみました。

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ガンプラ【RE】とは?

RE ザク改  バンダイホビーサイト

バンダイホビーサイトの説明では【RE/100】とは

 MGと同サイズの1/100スケールながら、洗練されたパーツ設計で、組み立てやすさと圧倒的な迫力を両立するブランド。

パーツが大きくMGほどパーツ数が多くないため、1/100サイズでも気軽に作れるよというのが売りのブランドですね。

1/100スケールというと、1/144スケールと比べると作りにくい・難しいというイメージがあるので、ビギナーにも触れやすい1/100スケールブランドです。

またMGシリーズでは立体化が難しいMSを商品化するために立ち上げたブランドでもあります。

REはどれだけレアブランド?

REシリーズのガンプラはほぼAmazonなどの通販サイトで、定価の2倍ほどで取引されています。

その理由はREシリーズのガンプラは再販頻度が少ないためです。

再販頻度が少ないと市場への流通が滞ってしまうため、市場価格がプレ値になってしまいます。

ガンプラ【RE】と【MG】の違いについて

ガンプラ【RE】シリーズと【MG】シリーズの違いについて、ざっくり説明します。

RE(リボーンワンハンドレッド)MG(マスターグレード)
価格3000円~8000円ほど
1/100スケールではリーズナブルな
価格設定
初期シリーズなら2000円台から購入できるが、
後期シリーズになると5000円は軽く超え、
大型のキットともなると、平気で1万は超えてくる
購入するには少し気合がいるブランド。
作りやすさパーツ数がHG並みなので、
1/100スケールにしては組み立てやすい
のが特徴。
パーツ数が基本的に多く、パズルを組み立てていく
感覚に近い。
なので、ガンプラ初心者にはすこし荷が重いかも。
内部フレーム無し有り
装甲などの情報量HG並み、MGと比べるとのっぺりしている。PGまでとはいかないが、圧倒的な情報量。
内部フレームも組み立てるため、メカをガッツリ組んでいる
感覚が味わえる。
ラインナップMGで製品化が難しいMSを立体化しているため
マニアックなMSがラインナップしている。
宇宙世紀シリーズからアナザーまで幅広くラインナップしている。
ガンプラ【RE】と【MG】の違いについて

ガンプラRE 一覧

REシリーズのガンプラを第1弾「ナイチンゲール」から、2019年に発売された「ザクⅡ改」までご紹介します。

ザクⅡ改の発売以降、新作の一般発売は発表されていません。

注:一般発売のREシリーズのみを特集しています。プレミアムバンダイ限定のREシリーズは今回触れていませんのでご了承ください。)

REシリーズ第1弾は2014年発売「ナイチンゲール」

2021年にHGUCでキット化され話題となった「ナイチンゲール」はREシリーズでも2014年にキット化されています。

HG1/144スケールでもかなり大きい「ナイチンゲール」ですが、REシリーズともなると1/100スケールですので、

HGナイチンゲールよりもさらに大きいということになります。

しかも値段があまり変わらないのもファンの間で話題となりました。(HGUCが7,700円、REは8,800円です)

2015年にはガンダムMk-III、ガンダム試作4号機などがラインナップ

REシリーズ第2弾は2015年01月発売の「ガンダムMk-III」です。

『機動戦士Zガンダム MSV』から採用されたキットですね。

ナイチンゲールもマニアックですが、Mk-IIIも知る人ぞ知るMSなので、ナイチンゲールよりもマニアックだと感じます。

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第3弾は2015年04月発売の「ガンダム試作4号機 ガーベラ」です。

ガンダム試作4号機は『機動戦士ガンダム0083』に登場するガーベラ・テトラから逆算された「ありえたかもしれないMS」というコンセプトで立体化されました。

ガーベラ・テトラになる前の本当の姿といったところでしょうか。

プラモデルではガレージキットなどでしか目にすることができなかった4号機が、ガンプラで一般発売されたのを喜んだファンも多いかもしれません。

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第4弾は2015年06月発売の「ディジェ」です。

『機動戦士Zガンダム』に登場するディジェは1/144スケールでの立体化はあったものの、1/100スケールのガンプラはREシリーズで立体化されるまではなかったと思います。

なので、MG百式やZガンダムと飾ったりジオラマに使える、同スケールのREディジェは貴重なガンプラだといえるでしょう。

2016年にはイフリート改とバウがラインナップ

イフリート改は『機動戦士ガンダム外伝シリーズ』の中でも1.2を争う人気の高いキットです。

ガンダムベースでもイベント限定のキットが発売されるほど。

バウは『機動戦士ZZガンダム』に登場するネオジオン軍のMSです。

可変機の中でも人気が高く、HGシリーズのバウも常にプレ値価格で取引されています。

ちなみにプレミアムバンダイ限定で緑の量産型バウが発売されています。

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2017年にはハンマ・ハンマのみがラインナップ

2017年はREシリーズ不作の年で、ハンマ・ハンマのみが発売されています。

ハンマ・ハンマは旧キット以外では立体化には恵まれておらず、REシリーズで立体化されたため、注目を集めました。

2018年は過去最多、4商品ものREシリーズがラインナップ!

2018年はREシリーズ史上、最多のラインナップで豊作の年でした。

4商品ものガンプラがラインナップしています。

そのうちのガンキャノン・ディテクターとガンイージは何度か再販されているため、価格も定価とそんなにはかけ離れていませんね。

ビギナ・ギナとヤクトドーガに関しては、再販頻度も少なく、人気キットのため1.5倍ほどのプレ値がついています。

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しかし2019年のザクⅡ改を最後に新作の一般発売はいまだ発表されず…

2019年にはビギナ・ギナⅡとザク改がラインナップしますが、2019年07月のザク改を最後に、新作が一般発売されないまま約3年たちます。

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ガンプラREシリーズは、なぜあまり再販されていないのか?

REザクⅡ改が2019年07月に発売されて以来、約3年間【RE】シリーズの新作が一般発売されていません。

(注:プレミアムバンダイ限定では年に数回新作が発売されています。直近では2022年02月発売のガンダムリンドヴルム)

3年新作が店頭発売されていないのは、かなり不思議…。

【推測①】売上が良くなかった?

推測①としては、売り上げが良くなかったから、店頭での再販や新作販売が無くなったと推察します。

では、なぜ売り上げが良くなかったのか。

それは…

【推測②】マニアックなラインナップが逆に災いした?

REシリーズは主人公機ではなく、様々な作品から名脇役なMSが立体化されています。

マニアックなMSは一定の層からは熱い支持があるため、売り上げは悪く無さそうですが、ガンプラは主人公機が、1番売れるのだそうです。

意外ですよね?

お店などで主人公機はいつも棚に積まれている光景を目にしますが、主人公機が売れるのは事実だそうです。

なので、ガンプラの初心者やライトユーザーからは、マニアックなラインナップを展開したREシリーズは敬遠されたものと推察します。

【推測③】フルメカニクスとの差別化に失敗している?

フルメカニクスシリーズは、「高密度なディテール」と「組み立てやすさ」の両立をコンセプトにしています。

2021年06月に第1弾カラミティガンダムが発売されました。

REシリーズとフルメカニクスシリーズは同スケールのため(1/100スケール)差別化がしにくいと感じます。

REシリーズも組み立てやすさをコンセプトにしているので、ますます区別がしにくいです。

REシリーズとフルメカニクスの違いを説明しなさいと言われたら、厳しいですね。(;^ω^)

なので、REシリーズはフルメカニクスシリーズの影に埋もれがちなのも、否めないかなと思います。

【まとめ】

ガンプラREシリーズ特集いかがだったでしょうか?

2019年に発売されたザク改以降、約3年間店頭で新作が発売されていません。

ガンプラファンとしては寂しいかぎりですが、「REシリーズはどうしたんだ?」と思っている方も多いのではと思い、今回特集してみました。

去年にフルメカニクスシリーズが発表されて以来、ますます影が薄くなってしまったREシリーズですが、マニアックなラインナップは僕は嫌いじゃないので、なんとか継続して欲しいと願うばかりです。

今回REシリーズが再販されない理由を推測したことは、あくまで僕個人の考えなのです。

「自分はこう思う」とか「いや、こうじゃないのか?」とか、意見をお持ちの方はコメントを送っていただけたら幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

コメント

  1. ほーぼー より:

    どこかの雑誌でバンダイが「MGは設計に時間がかかるのでより短期間に出せるようにRE/100を出した」と言ってましたね。さらに「だけどRE/100はあまり受けなかったのでフルメカニクスに切り替えた」という話をしてました。

    • okichan1984 より:

      ほーぼーさん、コメントありがとうございます。
      なるほど、そういうことだったんだ!
      「MGより短期間で出せるように」とは、知らなかったです。
      RE/100はフルメカニクスにとってかわったんですね。たしかに受けなければ、ラインナップを出し続けるのは難しいか…。
      勉強になります。
      ほーぼーさん、貴重な情報ありがとうございました。
      今後とも「おきちゃんのガンプラ堂」をよろしくお願いします。

      • qs より:

        今のGCOの就任がそのあたりで、中国流しことGCPの本格化、ガンプラ品薄の始まりもおおよそ同時期ですよね
        国内で人気の宇宙世紀から、中国で人気のSEED系を扱うブランドに切り替えたんじゃないかな〜という…まぁ妄想ですけど😅

        • okichan1984 より:

          メールありがとうございます。
          中国ではSEEDが人気なんですね!Σ(・ω・ノ)ノ!
          知らなかったです~。
          だから上海にフリーダムガンダムなのかぁ。m(__)m
          勉強になります。m(__)m

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