(2022年08月26日更新)
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おきちゃんのガンプラ堂」です。
今回は現在のHGシリーズの元祖ともいえる、1990年~1991年にかけて発売された
HG(ハイグレード)初期4作のガンプラをご紹介します。
HG初期4作は、今では金型が劣化してしまったために
生産が不可能となり、絶版になってしまいました。
そのHG初期4作とは
- RX-78-2 ガンダム(初代ガンダム)
- ガンダムマークⅡ
- Zガンダム(ゼータガンダム)
- ZZガンダム(ダブルゼータガンダム)
以上の4点をさします。
HG 1/144 RX-78-2 「ガンダム」(絶版)
HG 1/144 RX-78-2 「ガンダム」 の発売日は1990年03月発売、価格は1000円(税抜き)です。
当時としては珍しくパーツが色分けされており、1990年当時、小学生だった僕が作っても(当時初代ガンダムだけ持っていました)
簡単に作れた記憶があります。
ランナーには当時の最新技術「システムインジェクション」が採用されました。
ランナーには彩色されたパーツが組み込まれており
組み立てるだけで、原作に近いキットが組み立てることができるという画期的な技術でした。
この技術は現在のガンプラにも影響を与えていると思われます。
説明書には美麗なガンダムの設定イラストが載っており
(大河原邦夫氏やカトキハジメ氏のイラスト)
今のHGの説明書には無い豪華さがあったと感じます。
コアファイターを収納可能なHGガンダム(絶版キット)
HGガンダム(絶版キット)は当時としては衝撃的だった
1/144スケールのコアファイターの収納ギミックを搭載していました。
HG RX-178 ガンダムマークⅡ(絶版キット)
価格は1,000円(税抜)です。
コックピットハッチの開閉ギミックが再現可能となっています。
HG Zガンダム(絶版キット)
HG Zガンダム(絶版キット)の「ウェイブライダー」への完全変形は当時の技術では
不可能だったため、オリジナルの「ウェイブシューター」という形態へ変形します。
HG ZZガンダム(絶版キット)
HG ZZガンダム(絶版キット)の飛行形態は専用のポリキャップを使用した
変形により飛行形態を再現しました。
おわりに
今では色分けのガンプラが当たり前な時代ですが、
1980年代のガンプラ旧キットは単色成型がほとんどで
多色成型のHGシリーズが出た1990年はガンプラの分水嶺だといえるでしょう。
HG初期シリーズでつちかわれたノウハウは、のちのHGUCシリーズや
RGシリーズへと受け継がれていきます。
1990年代中期に発売されたMGシリーズにも少なからず影響を与えていると思われます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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